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HONDA CT90 pannier rack 製作 〜 サブタンク移設 2/2

パニアラックに続いてサブタンクの移設に伴いタンクホルダーを固定するブラケットの製作。 先ず、理想的な取り付け位置を探る。 

エンジンとの距離。
ポジションとの関係。足の角度に合わせたタンクの縦方向・横方向の傾きが有効。

マウント方法としては、直接フレームにナット・ブロック・プレートなど溶接すればスッキリ・ガッチリ・簡単で理想的。 しかし本体加工は避けるとなると話が変わる。

使えそうな固定箇所が離れている。
取り回しの制限。
サブタンクが結構重い。
ポジション(足)を確保するためギリギリまで寄せる。

この条件で理想を目指すと単純なブラケットじゃ済まないだろうとゆうことはイメージできる。オーナーの好みもありアルミはなるべく使わないとゆうことで、アルミビレット加工なども除外。

剛性と強度を使い分ける。

HONDA CT90 pannier rack 製作 〜 サブタンク移設 2/2

フレームに寄せつつクリアランスを保つためにナット部を仕込む。 ネジ山の長さを保ったまま部品同士のハメ合い(位置決め)も作る。


HONDA CT90 pannier rack 製作 〜 サブタンク移設 2/2

車体側の取り付け面(アンダーパイプ共締め部)が歪なので、板厚を控えフレームネジ山への負担を避ける。 離れた位置関係においては構造で剛性を出す必要があります。

フレームに沿ってクリアランスを保っているため、アルミカラーの径に段をつけメインパイプの中心にくる部分を逃げてあります。


HONDA CT90 pannier rack 製作 〜 サブタンク移設 2/2

板同士が並列になると横方向の剛性が全然出ないので角度(四角を台形に)をつける。

アルミカラー・ボルトで連結されることで厚いプレートとも一体化し剛性が確保される。

このパーツの強度が保つかどうかではなく、タンクに力が加わった際に1センチ程度のクリアランスを超えフレームに干渉してしまうことを避けるために「ぶれない・歪まない・しならない」剛性を出すことが目的になります。
 クリアランスを大きくとってポジションの自由度やパーツ自体の見た目をある程度犠牲にするならばこの仕事も容易なものになるわけです。


HONDA CT90 pannier rack 製作 〜 サブタンク移設 2/2

タンクホルダーの面に合わせたアルミのスペーサー。

いきなり作ったみたいだけど、それなりの過程は経てます。 

採寸〜スケッチ〜厚紙等で大まかな形状とボルト位置を出す。

薄い厚みのスチールで試作を作り最終的な修正確認。薄めの板で作ることで力が加わった場合の影響度合いが分かりやすく確認できる。

各部修正しつつ適した部材・形状にて製品を加工します。


HONDA CT90 pannier rack 製作 〜 サブタンク移設 2/2

この後、純正パーツっぽくブラック塗装で仕上げます。

HONDA CT90 pannier rack 製作 〜 サブタンク移設 2/2

のぞいたら純正っぽくはないけど。

HONDA CT90 pannier rack 製作 〜 サブタンク移設 2/2

なんでも「ステー」って言っちゃうのやめたほうがいいと思います。 意味が違うのもそうですが話の意味合いが変わってしまいます。

ステーは「支える棒」みたいなもので、構造に対して一方向のブレや強度を保つような1部品を意味し、ブラケットは求める機能や意味合いが違います。 

逆に説明をしていると話が長くなるのでついステーと言っちゃうことがあるんですが、、


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